ペペロンチーノ
大学生の時から、料理には凝っていて。
色んな事をしました。
最初に揚げ物をした時は火災報知器を鳴らして。
カレーに凝り始めた当初は欧風カレーとインドカレーの区別がつかずに良く分からないものを作ったり。
スパイスを多く揃えたりしたものの、結局カレーをインドカレーっぽく美味しく作れた事は数度しか無かったり。
マンガ飯に憧れて、娼婦風スパゲッティやらカプレーゼやらシャリアピンステーキ丼やら作ったり。
燻製をアパートでちょっとやったり。
一人暮らしの学生で、どでかい鍋を買って1週間ずっと豚汁食ったりカレー食ったりビーフシチュー食ったりホワイトシチュー食ったり。
そんなこんなをしながらも、まあ、多少自炊の腕は上がりました。
多分。
いや、自分が在学してた学校では本当にかなり自炊してた方だとは思ってるんだけど。
大学卒業寸前に、近くの本屋で買った"落合務のパーフェクトレシピ"で、ペペロンチーノにこの頃嵌っています。
何故か最初は卵を突っ込んだり、乳化が良く出来なかったり、オリーブオイルたっぷり使ったり、"俺のパスタ道"という本買って、でも流石にここまでするのはなあ、と思ったりと、ペペロンチーノも色々やってきました。
そういや、駄菓子のペペロンチーノも美味しかったなあ。
まあ、それは置いておいて。
乳化も結構出来るようになって、ペペロンチーノ単体でもバリエーションがちょっと出来たりするようになって嬉しいこの頃。
レシピは簡単。
・フライパンでニンニクと唐辛子をオリーブオイルで常温から極弱火で炒める
・焦げそうになったら火を止める
・塩をたっぷり入れてでかい鍋とかでパスタを茹でる
・お湯が白っぽくなったら水をオイルに入れる
・フライパンを強火にして、オイルが濁って乳化するまでゆする
・パスタが茹であがったら和えてお終い
細かい事は殆どしない。ニンニクの芯を取り出すの面倒だからやってないし。ニンニクの入れ方もいつも適当。潰して入れるか、刻んで入れるか。
唐辛子も、丸ごと入れるか、種を取って千切って入れたりするかとかも、いつも適当。焦げそうになったら取り出すかどうかとかも。
でも、乳化はやっぱり重要。出来るか出来ないかで結構やっぱり違って来る。
乳化はパスタを和える段階でパスタについてる水分とかで勝手に出来る、とか言ってる所もあったけど、やっぱりそれだと乳化出来ているかの結果が良く分からないから、別にやった方が良いなあ、という個人的な結論があったり。
白っぽくなって乳化出来てる! って分かるとやっぱり多少嬉しい。
後、小麦粉入れて強制的に乳化させる、っていう手もあるけど、まあ、今は小麦粉持ってないし。
それだと本当に簡単に乳化出来るんだけど、間違えて入れ過ぎると結構ヤバイ。
後、その"落合務のパーフェクトレシピ"で学んだ事として、野菜の入れ方とか。
パスタと一緒に野菜茹でるんだ! みたいな極々単純な事を今まであんまりして来なかった。
で、パスタと一緒に野菜茹でたりとかはまだそこまで日が経ってないんだけれど。
キャベツは絶対に炒めるより茹でた方が良いな、と。
炒めるより色も食感も味も良い気がする。
ブロッコリーは、蕾は炒めて茎は煮る? プチトマトは炒める方って本に書いてある。インゲンはどっちでも良いかなあ。アスパラは、うーん。そんな感じ。
後、オイルにアンチョビ入れると更に美味しくなるんだけど、その時点でペペロンチーノでは無くなってしまうんじゃないかなあ、と思ったりする。
アンチョビは瓶詰とか缶詰とかよりチューブの方が格段に安いけど味も安っぽい。
本場だと安く買えるんだろうか。
食べる時は、フライパンからそのまま。洗い物面倒。